子宮ガンの症状、治療、検診、子宮頸がん、転移、子宮体がん
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加藤 肇
創元社 刊
発売日 2003-06
ていねいで分かりやすい、UAEの本 2003-06-21
UAE(子宮動脈塞栓術)を一般向けに詳しく取り上げた、はじめての本だと思います。
子宮筋腫の新しい切らない治療法と聞くと、何かいいかげんな治療法なのでは?と思ってしまいますが、そうした先入観も読み進むうちにしだいに消えてしまいます。
この本ではUAEを今後のごくふつうの治療法の一つとして(普及する立場から)紹介し、長所・短所もあわせ、また他の治療法とも比較して正確に理解できるように工夫されていると思います。とくにこれまで少ない頁で紹介されていた類書での紹介とは異なり、塞栓のようすを造影写真で示すなど図版も多く、コンパクトな本ですが情報に不足感はなく、記述もていねいで疑問がわくとすぐに読み返すことができます。
(子宮筋腫を)手術で治療することが、将来は必?!?しも”常識”とは云えなくなる可能性も大きいと感じました。
治療法を選ぶにはもちろんですが、夫や家族が読んでも分かりやすく、この病気と治療法への理解が得られます。私も当時この本を読んでいれば、もっと妻の相談に親身になれ応援もできたのにと思いました。
子宮筋腫の治療法に、UAEはまだほとんど知られていないようですが、医師と患者、医療との関係も変わりつつあるのだと考えさせられました。
これからの若い人にも読んでほしい、とてもリベラルな本です。
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